瀬戸内国際芸術祭
十月の晴れた日に、瀬戸内へ。
それぞれの島の景色が素敵。その中に、アートがそろりとまぎれこむ。
- 男木島
- 女木島
港から洞窟まで歩いていく道の途中、花や蜘蛛や池や、いろいろなものを見ては立ち止まる。natureは美しい。それでもまた、artificialも美しいなあ。
女木小学校にはフクタケハウス、小学校の教室にアート。
石川直樹の「山と島」が好き。見てはる人やなと思う。自然とアートはやはり近いんやな。というより、私が自然と近いアートが好きなのかな。
- 直島
「100 Live and Die」(Bruce Nauman)を見る。生きる力をもらえる作品。
- 犬島
初めての製錬所。
錆、耐火煉瓦、煙突、崩れた壁、海、草。時を経るごとに滅びていく歴史の街。その中に青空や光を取り入れる。過去と希望が一緒にいる空間。
妹島和世の家プロジェクトも。中の谷東屋は、音の響きが素晴らしくて、神様がいるって思ったよ。
船に間に合うかな、と急いで港へ戻る途中、おじいさんが道の脇のベンチに座ってはった。こんにちはと声をかけると、言われたよ。「休んで行きなしゃあ」
島の人から見たら、見に来る人はとっても急いでるように見えるよね。一度、のんびり来てみよう。