Sense of Wonder @ 笠間芸術の森
小雨の中の、天国の空間。体の感覚をいっぱいに開いて、音楽と風と緑と雨を感じて、体をふるわせる時間。
- 児玉奈央
私は楽しくなってきましたよ、歌うのがとても好きなので。その言葉が印象的やったな。Yole Yoleよりもしゃんとした印象だったよ。
シタール、タブラ、ベースのバンド。旋律というよりも流れ。心地よさに意識がとびそう。最後、ボーカルが加わって、会津磐梯山を歌わはった頃には、まさに別世界。
ふわりとした歌に、しゃりしゃりとことこと進む感じのコード進行のギター。ピアノ弾いてはりそうやのに、歌はギターで作ってはるなあ。転調の心地よさが素敵。
浮かぶ歌声。大友良英さんと共に。フランス語のふわりぽわんとした語感が、ささやく声とあいまって、宇宙をつくるね。
珍しく帽子をかぶった生駒さん、いつも通り帽子をかぶった清水さん。いつもの曲に転調を混ぜて、新しい曲調にしたりしてはったよ。丁寧な音楽。
はじめは大友さんと3人で、遊びながら演奏してはった。rei harakamiにつれられて、まわりの世界が変わる。U-Zhaanにのせられて、体が自然に戻っていく。
「川越ランデブー」より
川越に、以前からずっと気になっていた店がある。・・・『斎藤牛蒡店』というのがその店の名前だ。
salyuがアカペラで歌いはじめる。そして、4人の歌声が広がる。教会の中に響くような荘厳さと、地面を歩くような力強さ。ASA-CHANAG, 小山田圭吾、大野由美子さんらのバンドメンバー。天国。
夜の片隅で語られるお話を聴く。
- いしいしんじの蓄音機DJ
手でぐるぐると回して力をため、レコードを回す。その時の空気をうつしとってる。その時の空間が今ここに再現される。まったく違う音感。快感。