自然の産婆術@馬喰町ART+EAT

自然から何かを生み出させること。自分が生み出すのではなく、その手助けをすること。そんなコンセプトの展示会。


 
分藤大翼さんの「森の音」が好き。ヘッドフォンの中から、カメルーン熱帯雨林の音が聴こえる。
朝の音、昼の音、夜の音。ギターを弾きながら歌う青年、ポピュラー音楽を歌ってるそうだけれど、全然違う音楽に聴こえて、それがとても心地よい。口笛を吹く少年の、まんまるな目。お祭りの音楽と、裸で腰を振りながら踊る少年。女の人は、川面を叩いてウォータードラムを鳴らす。
幸せな音がいっぱい。その土地に根づく自然の音。人が持つ音の流れ。自然の音が人の体に染みこんで、さらに新しい音になる。そんな感じがとても好き。



ハイビスカスのお茶をもらったら、コースターに染みこんで、素敵な具合になりました。