音の話

絶対音感

絶対音感

絶対音感の身につけ方から、音楽性との関わりまでのお話。

私は絶対音感を持っていないから、心の中で聞こえる和音を楽譜に落とせるのは、いいなと思う。

ピアノを弾くときの音階の雰囲気はわかる。12音階それぞれの響きがある。「明るい」や「くぐもった」というような言葉よりも、もっとひだひだの細かい響きや感情がそこにはあると思う。弾いてる自分には聴こえるけれど、聴いている人にも届くかしら、といつも思う。

絶対音感は、楽譜を読む力みたいに、練習したら身につけられるのだと思う。あったら、人と音楽を合わせたりするときにとても便利。でも、それがある人もない人も、真摯に音楽に向かう事の方が、すてきな音楽を奏でるには大事なんだろうな。