映画の小説

最近、映画の小説版を読むことが多い。


小説ワンダフルライフ (ハヤカワ文庫JA)

小説ワンダフルライフ (ハヤカワ文庫JA)

是枝監督の象徴的な作品だと思う。生きてることと死んでることの境界線あたりを描いてはる。


人のセックスを笑うな (河出文庫)

人のセックスを笑うな (河出文庫)

映画と違って、ユリちゃんはもっと普通の人。だからこそ、ミルメが思いいれる気持ちに心が沿う。そして、何よりも、軽くてしっかりしてるミルメの人生観がいいと思う。山崎ナオコーラはすっきりといい文章を書かはる。


ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)

ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)

田辺聖子のテンポの良い小説が好き。


映画の世界観も好きだけど、小説も好き。それぞれに、作り手の焦点が見える気がする。