京都シネマで映画を見ました


南米ボリビアのウユニ塩湖で暮らす人々のお話。先住民の普段の暮らしを撮り重ねた映画。

ウユニ塩湖で塩を採って、リャマに積んで、キャラバンに出かける。

塩とトウモロコシを物々交換。お互いに、とても嬉しそうに言葉を交わすのが印象的。

女の人の衣装もきれい。色とりどりのショール、ペチコートでふわふわに広げたスカート、三つ編み。好きなものをいっぱい取り揃えてる感じが好きだなあ。

ウユニ塩湖は、前から写真集で見ていて、行ってみたいと思う場所のひとつ。乾期だと、雪みたいに白い塩と青空のコントラストがとてもきれい。あと、塩の結晶が、亀甲模様みたいになってるんよね。雨期だと、塩の上の水に空が写りこんで、なんだか現実感がないような不思議な空間になる。

人、自然、神様に、感謝して暮らす人々の物語。

日本の生死感のお話。
色彩の濃い映像と、dub感の強い音楽に心をもってかれた。

熊野の伝説「小栗判官」がベース。下北半島の山奥の自然が美しい。

音楽は、TWIN TAIN(Dr:中村達也Vr:勝井祐二, Bs:照井利幸)。旋律というより流れのようで、気持ちよかった。

  • 「牛の鈴音」


韓国のドキュメンタリー。農作をするおじいちゃんと一頭の牛のお話。

だんだん畑は美しい。ただ、あの場所で農作するのは、とてもきついと思う。農作機も農薬も、問題ない範囲で使ったらいいと思う。そして一方、おじいちゃんと牛の連れ添う姿は、見ていて嬉しくなる。
そういう感情が折り重なる映画だった。


  • 「愛を読む人」

ドイツの小説を元にしたお話。

Kate Winsletの演技が良かった。


ヨーロッパ企画上田誠さんが原作。お芝居の感じの強い映画。ストーリーもきちんと組み上がってる。


  • 「KIKOE」岩井主税監督

大友良英のこれまでをまとめた映画。

大友良英氏と岩井主税監督の舞台挨拶がありました。