小説 伊坂幸太郎

ひさしぶりに小説を読みました、伊坂幸太郎を３冊。
テーマをストーリー全体で組み立てながら、エピソードで細かくおぎなっていく。最後に全部がぴたりとはまるところが楽しい。それぞれのエピソードも、伊坂さんの考え方の紹介だったり、有名な人の考え方を交えてたりして、おもしろい。

オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)

デビュー作。カオス理論が日常の世界でどう現れるか、「神様のレシピ」という言葉で表してる。

陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)

銀行強盗の話。人の意識が向くところを計算して、強盗の計画を立てるところがおもしろい。

重力ピエロ

家族の話。人のつながり方や遺伝子の話を入れてはる。エピソードがいちいちおもしろい。この家族、好き。