近所の疎水の桜に、御所の桜。
見上げる桜に、並ぶ桜。
春に歩くと、こんなにも美しい場所があることに、心がふわりと広がる。
淡い桜色に、濃い桜色。大きな樹木の花に、空き地の草花。
新芽が吹き、鳥が青空で歌い、植物が香りたつ。
新しく柔らかな力が、体にふりかかる。




朝日と夕日。
これほどまでに大きな光に包まれる。
移り変わる空の色に、そして太陽に、感謝と祈りを。



地震から1か月。
「今年は桜を見ても、あまり嬉しくないんだよね」 友人の言葉。
来年は、みんなで楽しく桜を見られるように、努力しよう。