大船真言+cinema dub monks@近江八幡・尾賀商店
大船さんの絵と共に、cinema dub monksが演奏をする。
青の絵。近づいて見ると、岩石を砕いた細かい粒がきらきらしている。遠くから見ると、光が近づいてくるような、逆にひきよせられるような、不思議な気持ちになる。
音楽を聴いているというより、その空間にいるという感覚。
テープレコーダーから流れるバルセロナの雑踏の音から、リズムが聴こえてくる。会場の天井の梁や、ドアの外から聴こえる足音にも、鼓動が感じられる。
絵から、無限を感じたり、希望だったり、光だったり、深い青を見たり、怖いほどの黒さを見たり、宝石のような、海のような。明かりは同じままなのに、移り変わる絵。
不思議な空間だったよ。