大友良英ダブルオーケストラ@KBSホール


ステージにのるのは、ひさしぶり!



私はトイピアノ。グロッケンのようにメタルな音が、厚い木の中でほわんと響く。音は小さいけど、思ってたより響くみたい。
バイオリンやコントラバスのような弦楽器、ピアニカやキーボード、ギター(畳屋さんが畳をギターにしてはった!)、サックスにクラリネット、打楽器も多かったな。のこぎり楽器の伸びやかな音が心地いいね。140人のダブルオーケストラ。



大友さんが指揮のルールを決めていく。1は単音、2は隣の指揮者を見て、3は和音、4はメロディ、5はロングトーン。色紙で楽器の種類を指示したり、メモリ機能で音楽を後で再開できるようにしたり。
指揮者によって、ルールの使い方が違って、そこらへんはメンバーで推し量って、というか、こんな感じでどうかなと音楽が進んでいく。


2時間ほどの練習のあと、休憩、本番。


素人玄人混じったオーケストラから、「音楽」が生まれる。カオスではなくて、音の塊が広がったりささやいたり、不思議で楽しいステージ。聴いてた人も、楽しいと言ってくれた。
大友さんの指揮は、素晴らしいね。


音楽は、誰もが奏でられるもの。それを、自分の中や人の中へと進めていくと、さらに質が上がる。
私も、参加しよう。

大友良英ダブル・オーケストラ〉
2011年7月3日(日)KBSホール(京都)
OPEN 17:30 / START 18:30
コンダクター&演奏:大友良英 / 一楽儀光(ドラびでお) / 七尾旅人 / 渕上純子(ふちがみとふなと) / ピカ / 江崎将史(popo) / さや(テニスコーツ) / 植野隆司(テニスコーツ